『アンビバレントな アンバランス』
私は、自分の絵に「詩のような題」=「ポエティック・タイトル」と呼んでいる「長い題」を付けているんですが、2020年の5月頃からは、そこに、さらに、「音楽」を合わせるということを試行しています。
※「曲」・「絵」・「詩のような題=ポエティック・タイトル」の順で表示します。 もちろん、どういう見方をするかは自由ですが、初めに曲のリンクをクリックして音楽を聴きながら絵を見て、その後タイトルを読んでいただくというのが、作者からのおススメです。
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「詩のような題」=「ポエティック・タイトル」
『アンビバレントな アンバランス』
ゆらゆら ゆられて ながされそう
でも
くっついて はなれない
ふらふら とばされて しまいそう
でも
やすやすとは はなさない
そんな アンビバレントな アンバランスが からまりあって
いきもののように うごきだす
しょくぶつのように ねを はり
どうぶつのように せいちょうし
そして
にんげんのように かんがえ はじめる
すると
アンビバレンスが ふくらんで
くらくら めまいで たおれこむ
また ひとつ アンビバレントな アンバランスが できあがる
でも いつのまにか
ぼくは バランスを とりもどし ただよっている
ゆったりと なみに ゆられて ただよっている
でも きっと
また アンビバレンスに つかまって
また アンバランスに たおれこむ
そんな ふうに いきていても
こまることは ないのだ けれど
そんな ふうに しんでいくのも
こまることでは ないのだ けれど
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※『 』の中は「題の題」のようなモノです。 その絵を呼ぶのに使う「呼び名」だと思ってください。 あぁ、言い忘れてましたが、「絵」の「題」として創っています。
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